チャレンジキッズでは日本全国の郷土料理を給食に取り入れております。各地の四季折々の郷土料理を通して、お子様の〝豊かな食の体験〟を育んでいきたいと思います。
10月は福井県の「打ち豆汁」と「芋あべかわ」です。
打ち豆とは大豆を水につけてもどしたものを石うすのうえにのせて木づちでつぶしたものです。大豆はたんぱく質を多く含むことから、肉屋魚が今より手に入らなかった昔に、日本ではよく食べられてきました。 大きな仏教の行事である報恩講の時期は大豆の収穫期と重なることもあり、大豆をつぶして作る「打ち豆汁」は、人が大勢集まる報恩講の席で、精進料理として親しまれてきました。
うさぎ組さんは初めての打ち豆汁にこれな〜に?と興味を持つお子様の姿がありました。
りす組さんはおかわり~!とモリモリ食べていました♪
ひよこ組さんも夢中になって食べていましたよ☆
おやつは芋あべかわ☆
芋あべかわは安倍川餅のようにしたもので、お餅がなかなか手に入らなかった時代に芋をお餅に見立てて考えられたお菓子です。 芋はじゃがいもやさつまいもが使用され、芋と片栗粉を混ぜてお餅のようにして、その上にきな粉や黒砂糖をかけて食べます。 園ではじゃがいもを使って提供します。 きな粉が大好きなお子様が多いので、美味しそうに食べていました☆
「おかわり〜」の声も多く聞かれていました♪
次回は11月の郷土料理を紹介していきたいと思います!