チャレンジキッズの療育

10人いれば10人分の色と、
発達段階がある

 10人いれば10人分の色と、発達段階がある 「落ち着きがない」「言葉が遅い」「友達とのトラブルが多い」。発達に課題がありそうな子どもを「グレーゾーン」と表現することがあります。しかし、子どもは白でも黒でもグレーでもありません。

 私たちは子ども一人ひとりの個性を様々な色で表現できると考えます。子どもはみんなそれぞれが「虹色」を持ち、様々な色に輝く。一人ひとりみんな違った虹色を持っているのです。

 チャレンジキッズの療育は、虹色に変化する子どもたちが「自分に合った学び方」と「自分に合った生き方」を見つける場所です。
0~6歳の乳幼児期は、非認知能力を高めることができる大切な6年間と言われています。また成長が著しく、心も身体も大きく変化するかけがえのない時期です。

 チャレンジキッズの療育で培った「生きていくための基礎となる力」と「自己肯定感」は、多種多様に変化する新しい時代を乗り越えていくための大きな力となるはずです。

療育とは

療育とは、児童福祉法に基づく障害児通所⽀援事業のことで、厚生労働省の通知に基づき、都道府県、政令指定都市、中核市が許認可・指導する公的サービスです。理学療法⼠・作業療法⼠・保育⼠など厳しい資格要件やガイドラインがあり、発達に心配のあるお子さまや日常生活で困りごとがあるお子様に対し、個々の発達の状態や特性に応じて、今の困りごとの解決と、将来の自立と社会参加を目指し支援しています。私たちは、チャレンジキッズの保育園に通うお子様はもちろん、地域でお子様の発達に悩む保護者の皆様のご相談もお受けてしています。

『⼆次障害にさせない環境つくり』
を目指して

 私たちは多くのお子様達と出会う中で「二次障害※」の言葉に直面しました。その予防としてチャレンジキッズ保育と治療(療育)が有効と考え、療育事業を始めました。
 乳幼児期に早期の治療介入を行い、お子さま一人ひとりの特性に合わせた療育で二次障害にさせない環境つくりを⽬指します。

※二次障害とは 「二次障害」は先天的な障害(発達特性)を持つ⼦どもたちが不適切な教育、養育環境を原因に発症する⼆次的な障害と定義されています。この予防には乳幼児期から障害の程度に関わらず適切な保育教育に加え、障害特性を十分に理解した治療を提供することが重要だと考えられています。

ガーベラの花言葉は、 「希望・前進」。 赤色の花言葉は 「限りなき挑戦チャレンジ・前向き」 オレンジ色の花言葉は 「我慢強さ・忍耐強さ」 様々な課題に挑戦するお子様を忍耐強く 支援したい、お子様や保護者様が 未来に希望をもって前進できるように 支援したい、 そんな想いを込め、 胸にはガーベラを描きました。

チャレンジキッズの療育は
保育と治療を行う児童発達支援

チャレンジキッズの療育プログラムは【運動療育】【ICT療育】【少人数・個別療育】で構成されています。子ども達はこれらの体験を積み重ねながら、生活や遊びを通して学びを深め、生きる力を身につけていきます。

運動療育

 チャレンジキッズは、お子さんの身体作りのため運動療育を行っています。粗大運動(大きく身体を動かすこと)は、微細運動(手先の器用さ)や言葉の発達にも影響してくるので、毎日取り組むことによりお子様の発達につながるものと考えています。

 サーキットトレーニングを取り入れることにより、体幹を整えるだけでなく、順番を守ったり待つといった社会のルールを知らせたり、「できた」という達成感を味わったり、友だちを応援したり一緒に喜びを分かち合ったりする対人関係を養っていくことも目標としています。

 お子さまの一人ひとりの年齢や発達にあわせて運動用具を変えたり、個にあわせて工夫するのも特長です。
運動療育
運動療育
運動療育
運動療育
運動療育

ICT療育(KitS Green)

 自分の描いた作品が飛び出す!動き出す!20年後のデジタル社会を生きる力となる「21世紀型スキル」を養えるカリキュラムを提供しています。KitS Greenは子どもたちの非認知能力を育て、未来で「生きる力」を育てます。

 ICT療育では3つの力を育てることを目標にしています。

1.想像力と創造力
 心の中でアイデアを想い描き、そのアイデアを形にする力を育むことで子どもたちは自由な発想や柔軟な思考を持つことができ、将来のさまざまな分野での成功につながります

2.チームワーク力
 コミュニケーションや友だちと力を合わせて情報収集・問題解決できる力を育てます

 3.ICT活用力
様々な活動を通してICTの理解を深めるとともにICTを使用する際のルールやマナーについて学びます
ICT療育
ICT療育
ICT療育
ICT療育
ICT療育

少人数・個別療育

 少人数でのグループ活動や個別に活動を行う時間を設定し、お子様に合わせた個別の課題に対応していきます。お子さまの興味があるキャラクターや乗り物など、手作り教材も使用しながら支援を行います。
少人数・個別療育
少人数・個別療育
少人数・個別療育
少人数・個別療育
少人数・個別療育

児童発達支援チャレンジキッズ 1日の流れ

8:45ご家庭や保育所等にお迎え
10:00事業所に到着・朝の準備
10:15朝の会
10:30運動療育
11:00少人数・個別療育
11:40昼食
12:20ICT療育
13:00午睡
14:30起床
14:40おやつ
14:50帰りの会
15:00ご家庭や保育所等にお送り
※ 1日の流れは変更となる場合もありますので、詳細はお問い合わせください。

ご利用までの流れ

相談・見学

施設に相談・見学の予約をしていただきます。

受給者証の申請

市役所に相談に行っていただく、もしくは相談支援事業所に依頼していただきます。

利用開始

受給者証が発行されたら施設と利用手続きをし、利用開始となります。

月々の利用額

受給者証が発行された場合、利⽤額の9割以上が公費から給付される形となります。満3歳になってから初めての4月1日から小学校就学前までは児童教育無償化対象事業ため、利用額の10割が給付されます。
【その他、実費によりご負担いただくもの】
・おやつ代・・・1日100円
・行事などのために必要な
(行事などで料金が発生する場合には、事前に相談させていただきます)

よくある質問

受給者証とは何ですか?

通所支援サービスを利用するために市町村自治体から交付される証明書です。施設を利用する場合には必要 となります。発行まで数週間かかることもあります。ご利用の際はお早めにご相談ください。

送迎はありますか?

ございます。ご自宅や保育園・幼稚園までお迎えにまいります。送迎サービスご利用の際はお気軽にご相談くださ い。

個別の支援計画とは何ですか?

お子さまお一人おひとりの課題や目標に合わせて児童発達支援管理責任者が作成した計画です。この支援計 画にそって、保育士や児童指導員が療育を行っていきます。

保育園や幼稚園、他の療育施設との併用はできますか?

併用利用が可能です。ただし、他の療育施設との同日利用はできませんので、ご利用をご検討の際にはご相談 ください。

給食はありますか?

基本的にはお弁当をご持参いただいておりますが、子ども向けの仕出し弁当もご利用可能です。(1食350 円)